専業主婦から仕事を探す!

何の特技も持ってない10年以上のブランクがある専業主婦が仕事を探すために

節約体質になる書籍 8選

節約をしようと考えた時、細かい節約テクニックだけを使っても、その根本的理由がわかっていないとリバウンドしやすくなります。

 

この点、ダイエットに似ています。

 

一時的に痩せても元の生活に戻したらあっという間に元通りですよね。本当に痩せた人になるには生活スタイルから食の好みから、行動範囲等々、何から何まで全て変える必要があります。

 

目標は無意識での節約。生活スタイルが省エネになっていれば、無意識で節約しています。頑張ってる節約は苦しいし、リバウンドします。

 

賢い消費を無意識で行えるようになると節約の苦しさがないのに節約できている状態になります。ダイエットもこの状態になると「やせたね」ではなく「痩せてるね」と言われるようになります。

 

というわけで、節約体質になれる書籍を選びました。

 

蛇足ですが、本を読み始める前より私の財運線は長く濃くなりました。

 


 

 

「楽しみながら…」と書いてあるにも関わらず、実際に実行に移すのは難しいと思われる節約例ばかりで、少なくとも私には厳しい。
「掃除機40年」なんて、先日8年で掃除機を処分した自分には耳の痛い話。
特にお湯を入れ替えない「マコモ風呂」は無理!

 

それなのにお勧めするのは、この本が私にとっては節約の細々したテクニックよりも、根本的な考え方の一掃をしてくれたから!

 

特に私にとって今後一番の節約になるだろうと思われたのが息子さんのエピソードでした。
国内随一の難関大学に問題集1冊で受かったという話は、塾や通信教育しないとだめかな、どうやってひねり出そう、という難問を見事に解決してくれました!

 

で、自分の子供たちは学校以外の教材を使うのを勧めていません。

 

長男は取りあえず国立大学に合格しました。

 

昔、ある人に娘の通信教育の教材を「オークションで処分して」と、渡されまして。
その膨大な量!!
CDなどは未開封。手をつけてあるのはほんの数ページ。
つくづく、お金をかけてもダメなんだ、と思い知らされました。

 

まあ、この話を知り合いに話すと9割は「その著者の息子の出来がよかったんだよ」と言いますけどね。

 

阪神大震災を経験した著者は数々の節約、水の大切さを何度も力説しています。
もしも、この知恵を持っている人が東日本の被災地にいたら、どんなに救われる人が大勢いるだろうかと、もどかしく、じれったい思いでした。
古布をナプキンやオムツ、ティッシュペーパーとして使う知恵がある人がいたら、大量の紙類の消耗品のかわりに食料と燃料をお願いと言えるでしょうし、少ない水を何度も使いまわして水不足もしのぐことができるでしょう。

 

老人が大勢避難していながら、若い人にこれらの知恵が伝わっていないことに、世代間の交流が失われている危機感も感じました。いえ、そもそも老人たちに節約、防災の意識がないからしょうがないですね。
東海地震が来たら、中電一帯も電力不足に陥るはずの原発危機。
ずっとずっと今のままの生活が続くとは言い切れない今の日本。
原点の生活がいつでもできる知識を得るために、大勢の方に読んでおいて欲しいと思います。

 


 

 

 

 

現在30万人フォロワーを持つYouTuberの両学長の書籍です。

 

YouTube聞いてればわざわざ買わなくてもいいかなと思いますが、お金のことについて具体的流れを作ってせつめいしてくれるのでわかりやすいです。

 

これまで色々な経済本、投資本、節約本を読んできましたが、それら全てを一連の流れとしてお金を作る方法を解説してくれているんですね。どれも私のたどり着いた結論と一緒です。結局お金作る流れはこれなんだという感じ。

 

私も健康保険あるなら民間の健康保険入らなくてもいいんでは?と思っていました!そしてスマホもSIMから始めてます。

 

「簿記とFP勉強すべき」も同意。

 

可愛らしい絵で解説されているのでわかりやすい。経済本何十冊分の総まとめみたいなものです。

 

これを読んでから他の本に行くと、理解しやすく、結局両学長の益々の信者になるかと思います。

 

他の経済専門家の方々の話とほぼ同じなのですが、一般の日本人の経済リテラシーを上げたい!という優しい信念でまとめられているからわかりやすいのだと思います。

 

 


 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

楽天証券企画立ち上げされた山崎元さんにインタビューする形での投資の方法を解説する書籍でとても読みやすいです。

 

読みやすいんだけど、データが少なく、なんか納得しかねるかもしれません。

 

実は私はその前に「ほったらかし投資術」という本を買って読んでいたので、その本の焼き直しかなと思いました。で、他にも投資の本を読んで、結局のところ現代の限りなく正解に近い投資はインデックスの分散投資だという結論になっているところです。

 

投資について興味があるなら入門編として最適ではないでしょうか。

 

評価も高い書籍です。

 

 


 

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

これも有名な書籍です。ミニマリストブームに火をつけた本ですね。

 

ミニマリストとか断捨離って、節約と関係なくね?と思うでしょうが、実は大いに関係があります。

 

ミニマリストを目指すと、あらゆるものを買わなくなるんです。「これ、他のもので代用できそう」と思うので、思い付きで買わなくなるのです。

 

汚部屋の人のほうが良く分からないものを買い込んでしまうので節約しにくい生活をしています。持ち物を減らすのは節約になっていそうでなっていないんです。

 

汚部屋の時代を包み隠さず公開してくれているのもわかりやすくてありがたいです。

 

 


 

シンプルを極める

 

私はこの本が大好きで、3冊も購入しました。

 

電子書籍がなかったので、業者さんにお願いしてデータにしてもらい、1冊は古くなりすぎたり、ボーダー引いてしまったからと、もう1冊購入しています。

 

どんだけ好きなん????

 

ドミニックさんの本の中では最もスピリットに近いのではないかと思っています。
他の著書も何冊も購入しましたが、結局手元に残っているのはこれだけです。
モノを少なくするという根本的理由について論じられており、その新たな視点で生活を見直すと、更に処分品が沢山出てきます。
やたら捨てるだけの本もありますが、理由がないので、
「さっぱりしてきもちいいでしょ」で終わってしまうでしょう。

 

哲学的で何が書いてあるかわからないという意見もあるほど「捨てる、整理する」本の中ではかなり理屈っぽく読みにくい本です。
部屋が汚いからどうにかしたい!と悩んでいる人はこれより簡単な本でまずはさくっと部屋を綺麗にするほうが手っ取り早いかな。

 

ところがしばらくするとまたもや物が増えてくるんですよね。
気が付くと何か買ってしまうんです。
根本的に物を少なくすることの意義がわかっていないからでしょう。
そんな買い物をしたい時点で読むと「あっ」と気が付くことがある。
「寒くなってきたからセーターを買おうかな」とお店に行く前に、
「重ね着で対応できないかと考えましょう。それがクリエイティブで独創的な生き方です」と言われる。
ごもっとも。
調べたら確かに私は重ね着できる服を持っていました。
重ね着してみるとその服の新しい着回しを発見したりするのがまた心躍ったりして。
その上、使わない服まで発見。
随分減らしたつもりでこの有様です。

 

そんな、一度は捨てて身軽になって所有物はかなり減らしたつもりの人が読むと、新たな発見をするんですね。

 

味わい深く、スルメのように奥深い。片づけることが精神行動のような、神聖な気持ちになれます。

 

 


 

着るということ

 

服が好きな人の節約の鬼門は服ですよね。服を何枚買っても満足することがないとしたら、服の選び方をわかっていないのでしょう。

 

私も若い頃は何を着たらいいのか全く分からず、手当たり次第に服を買っていましたが、そんな時代の私に光明を照らした一冊です。
この本がその後の私の服選びに決定権を持ち、安っぽい使えない服には一切手を出さず、冷静な目で服を買えるようになりました。
この本の視点で購入した服は「いざ!」という時必ず自分を助けてくれ、10年経ってもワードロープから外れることはありません。
そして、この本を読んだ後は「服」というものの正体がつかめ、子供服を選ぶ時も季節の服を選ぶ時も迷うことなく「必要な1点」を探し出すことができるようになりました。子供服はもらい物が多く、どうにも着せ方に困る物が多いのですが、「基本の1着」があれば、難なく着まわしの中に組み込めるのです。

 

また、気候が安定しない昨今。
夏と冬が一日交代でやってきて、「何を着たらいいのか困る」ような季節がやってきても、この本の思想のおかげで的確な服選びができるようになりました。
こどもや旦那は「Tシャツかトレーナーか」というような極端な選び方ですが、「寒くなったら一枚一枚着て、暑くなったら脱ぐんだよ」と薄い服を何枚も着せるとか…。
子ども達はキャラクター物などを着たがったものですが、気がつくと私の選んだ服を最終的には着ていましたし、成長した今はさっぱりした少年らしい衣服を身に着けています。

 

西洋かぶれと取られる向きもあるかもしれませんが、現在の日本の被服事情には、実に理に適った内容です。

 

古い書籍で、今よりオシャレが迷走していた時代の書籍なので、今読むと昔ってダサい服が流行ってたんだなと感じるかもしれません。そういう時代を経て現代のあっさりした機能的な被服文化に洗練されてきました。

 

著者の服への非常に深い愛情が感じられて、好きだからこそ、厳選するのだと確信できます。

 

もう出版社がないので、いずれ貴重な書籍になるでしょう。

 

 


 

払ってはいけない 資産を減らす50の悪習慣 (新潮新書)

 

荻原博子さんの本は節約と出費の縮小を考えるなら1冊は読んでおきたい。

 

キャリアの長い方で、これまで膨大な書籍を出版されていて、どれにしようかと迷いましたが、時代に合わせて金融関係の法律なども変わるので、新しいものを読んだほうが良いのでこちらを選びました。

 

保険、ライフイベント、家のことなど、家計を考えたら必ず考えることをわかりやすく解説してくださいます。

 

賛否両論ありますが、多くのビジネス系、金融系の執筆者の保険の考え方、家の考え方はこの方とほぼ同じです。今より企業が強かった時代にずっと警鐘を鳴らして来られた方で、そういう方面からは随分風当たりの厳しいこともおありだっただろうなと思います。

 

女性ならではの主婦目線なので、女性的な細やかな節約や発想も「そうそう」とうなづけます。

 

 


 

モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる

 

今はこの考え方が結構浸透してきていると思いますが、初めて読んだときは衝撃を受けました。

 

あ、そうか!モノに家賃を払ってるんだ!と目から鱗でした。

 

早速家を片づけ、不用品を捨ててみたら、スペースができ、引っ越さなくてもやっていけるようになりました。私の持っていたものは生活に必要なモノであって、コレクション的なモノは一切ありませんでしたが、不用品が沢山出ました。

 

家が狭い、引っ越したい、家を建てたいと考えているなら、まずはモノを減らしてから考えるべきだと考えなおさせてもらえました。

 

タイトルは乱暴な言葉ですが、内容は納得できます。