専業主婦から仕事を探す!

何の特技も持ってない10年以上のブランクがある専業主婦が仕事を探すために

働こうと思ったら、まずはハローワークに行こう

主婦から再就職しようと思うと最初は長時間働けないからと、まずは近所のパートを探しますよね。

レジパートとか、スーパーの品出しとか、ガソリンスタンドとか、配送員とか、チラシ配りとか…

今すぐお金になるからと飛びつくんですが、これは非常にもったいないのです!

近所のパートをしていたら再就職の最初の壁「ブランク」はなくなりますが、もっと貴重な「時間」を浪費します!

 

これらの仕事は「時間の切り売り」であって「キャリア」にならないんですよ。

「キャリア」にならないのでいくら転職先を探しても、賃金は最低賃金のままです。

しかも誰でも出来る仕事なので待遇は悪いし、頑張っても全然評価されません。

評価されるどころか、嫌ならいくらでも替えの人が入ってくるよと言う雰囲気なので怒鳴りつけられたり、嫌味を言われたり、女性が多かったりすると女同士の確執やいじめが横行しています。

その職場のお局に睨まれたら、村八分です。

有利なシフトに組んでもらえなかったり、働きにくく、負担がかかる時間や休日にばかりシフトが入っていたりもします。

 

「でも、資格ないし、そんなところしか仕事ないわ」と言うなら、

まずはハローワークに行きましょう!

 

ハローワークならいい仕事があるからではありません。

むしろ逆で、ハローワークではまずは仕事を探してはだめです。

ハローワークに来る案件はブラックである可能性が非常に高いです。

なぜなら、ハローワークは無料で求人が出せるので

「今現在人材は欲しくはないけどいい人がいたら採用する」という求人しかないからです。

本当にいい求人は出るとすぐ決まるので、ほとんど見つけることが出来ません。

給与の待遇がいいとか、安定しているとか働きやすい職場の求人はハローワークの職員から特定の人に紹介されます。

ハローワークの職員から見て待遇のいい求人は

離婚していて子供を抱えている大変そうなお母さんや

それなりのキャリアがある人

などに紹介されます。

一般の求人票にすら出てこない案件があります。

だから、ハロワの職員の方に「こんなのどう?」と紹介されたらその案件はとてもラッキー。

就職したほうが良いです。

が、こういう案件に当たることはほとんどないと思います。

ですから、まずはあわてて就職先を探さないで

玄関にある「職業訓練の案内」を一緒にもらってきましょう。

 

ハローワークを使うべきところは「職業訓練」です。

 

職業訓練」にどのような印象を持っているでしょうか。

職業訓練受けても大した仕事はできない」

「所詮ハローワークのお役所仕事」と思ったら大間違いです!

職業訓練の教官は民間企業から派遣されてきています。

あるいは学校を退職された方が教官になっていることもありますし、

ビジネススクールから教官が来ていることもあります。

民間の現状から教育してくれるので以外にも実践的です。

 

そして、有利な仕事に就いている人は職業訓練を何回も利用しています。

一生に1回しか使えないわけでもないし、職業訓練を受けていると失業保険の受給期間が延びますから、知っている人は何回でも利用しています。

就職率がそんなに高くないからか、ハロワの職員の方はそんなに強く薦めてはこないかもしれませんが、働く気があれば職業訓練に行くと採用可能性が高くなります。

そもそも就業する気がなくて職業訓練に通っている人も結構いるから採用確率が低いのであって、働く意欲があれば就業先の条件を飛躍させてくれるのが職業訓練校です。

 

職業訓練は教材費以外は無料です。

教材費は講座にもよりますが、せいぜい数万円程度。

失業給付を受けているなら充分払えるでしょうし、お小遣い程度の金額ですし、就業したら簡単に取り戻せる額です。

 

職業訓練をうけるなら、若ければ若いほど「長期間の訓練期間の講座」を受けることをお勧めします。

保育士などは2年間もの訓練期間が設けられていますが、逆に、それだけしっかりした教育をしてくれるということです。

資格が必要だと、応募する人も限られてくるので採用可能性も高くなります。

 

ただし、これらの職業訓練は年齢制限があり、ある程度の年齢を超えると訓練を受けさせてもらえないものがあります。

 

資格があると時給が高くなったり、やりがいのある仕事を任されたり、安定した仕事が見つけやすくなります。

キャリアを上げて給与を上げることも可能になります。

その一方、何も持っていないと時給は事業者の言い値に従うしかありません。

 

だから近所のパートで時間を浪費していたらもったいないのです!